「イントゥ・ザ・ストーム」予告 / 作り手のこだわりが光る予告
映画予告編の魅力について語っていきます。
今回は「イントゥ・ザ・ストーム」(2014)の予告をご紹介します。
巨大竜巻をテーマにした、ディザスター映画です。
前回がかなり思い入れの強い作品だったので、今回はそこまで強くない作品です。なんなら、予告編は気に入っていますが本編はまだ観ていません。それでも紹介しちゃいます。
映画『イントゥ・ザ・ストーム』特報【HD】 2014年8月22日公開
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○作り手のこだわりが光る予告
この予告編は、前半の演出がとにかく素晴らしいです。
穏やかな昼下がりから、徐々に風が強くなっていき、最終的に巨大な竜巻に発達していく様を音声だけで伝えます。単純な工夫なのですが、バンと映像を見せるよりはるかに恐怖が伝わってきます。私も何度も観ていますが、いまだにちょっとソワソワする感覚に襲われます。
地球史上 最大の “怪物”
と字幕が一言ずつ出てくるのもいいですよね。
その後、竜巻によって何もかも吹き飛ばされている画が流れた後、急に音が止まって、タイトルが出てきます。
90秒の短めの予告ですが、緩急のつけ方がすごく上手で、思わず観たくなります。
私も機会を見つけてぜひ観たいと思います。
読んでいただきありがとうございました。