「インターステラー」予告 / 作品の詳細は伏せたまま興味を駆り立てるティザー予告
映画予告編の魅力について語っていきます。
今回は「インターステラー」(2014)の予告をご紹介します。
「ダークナイト ライジング」、「メメント」の監督、クリストファー・ノーランによるSF作品です。相変わらずノーラン監督は良い予告編を作ります。
ノーラン監督最新作!映画『インターステラー』特報
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○作品の詳細は伏せたまま興味を駆り立てるティザー予告
前回がだいぶ濃い作品だったので、今回はちょっと情報量少なめの予告です。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」と同様に、これは本予告の前に発表されるティザー予告で、作品の具体的な内容にはほとんど触れていません。でも、何だか分からないけど期待を膨らませられる予告編です。
予告としては異例ですが、尺の大部分が本編とは関係のない映像で構成されています。
今までの歴史で人類が生み出してきたもの、克服してきたことについて、ナレーションとともに映像が流れます。おそらくすべて実際の映像だと思います。
0:52で出てくるおじさんの仕草がなぜかお気に入りです。
後半になると、作品内ではより大きな試練に直面していて、人類の運命をかけて挑戦しなければならないと説明されます。
この部分、ナレーションとかなり違う内容の字幕がついている気がしますが、この字幕の言葉選びはかなり好きです。
そして最後、ロケットが打ちあがった空にタイトルが浮かび上がります。タイトルロゴの演出は、「ブラックパンサー」が一番気に入っていると言いましたが、このインターステラーのロゴの演出も、すごくシンプルですが壮大な音楽も相まって、本編への期待を膨らませる素晴らしい仕上がりだと思います。
読んでいただきありがとうございました。