映画予告編の悦楽

映画予告編の魅力をひたすら語っていきます!

「インターステラー」予告 / 作品の詳細は伏せたまま興味を駆り立てるティザー予告

映画予告編の魅力について語っていきます。

 

今回は「インターステラー」(2014)の予告をご紹介します。

ダークナイト ライジング」、「メメント」の監督、クリストファー・ノーランによるSF作品です。相変わらずノーラン監督は良い予告編を作ります。

 

ノーラン監督最新作!映画『インターステラー』特報

https://youtu.be/mpdpqIJy798

 

 

 

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 ○作品の詳細は伏せたまま興味を駆り立てるティザー予告

前回がだいぶ濃い作品だったので、今回はちょっと情報量少なめの予告です。

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」と同様に、これは本予告の前に発表されるティザー予告で、作品の具体的な内容にはほとんど触れていません。でも、何だか分からないけど期待を膨らませられる予告編です。

 

予告としては異例ですが、尺の大部分が本編とは関係のない映像で構成されています。

今までの歴史で人類が生み出してきたもの、克服してきたことについて、ナレーションとともに映像が流れます。おそらくすべて実際の映像だと思います。

0:52で出てくるおじさんの仕草がなぜかお気に入りです。

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後半になると、作品内ではより大きな試練に直面していて、人類の運命をかけて挑戦しなければならないと説明されます。

この部分、ナレーションとかなり違う内容の字幕がついている気がしますが、この字幕の言葉選びはかなり好きです。

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そして最後、ロケットが打ちあがった空にタイトルが浮かび上がります。タイトルロゴの演出は、「ブラックパンサー」が一番気に入っていると言いましたが、このインターステラーのロゴの演出も、すごくシンプルですが壮大な音楽も相まって、本編への期待を膨らませる素晴らしい仕上がりだと思います。

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読んでいただきありがとうございました。