映画予告編の悦楽

映画予告編の魅力をひたすら語っていきます!

「Heretic」予告 / 二人の宣教師が直面する理解不能の恐怖

映画予告編の魅力について語っていきます。

 

今回は「Heretic」(2024)の予告をご紹介します。ヒュー・グラント主演のスリラー作品です。

 

Heretic | Official Trailer HD | A24

https://youtu.be/O9i2vmFhSSY?si=xgYI2EkuBZ2N63QD

 

 

 

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〇二人の宣教師が直面する理解不能の恐怖

冒頭は二人の宣教師が布教活動に勤しむ場面から始まります。布教は上手くいませんが天気は晴れていて音楽も陽気な感じです。

 

嵐の中たどり着いた家の主人はとても好意的で、焼き立てのパイをご馳走してくれると言って家の中に招き入れてくれました。

 

しかし、一人は気づいてしまいます。ブルーベリーパイの香りはアロマキャンドルから発せられていること、つまり、実際にはパイなんて焼いていないことを。

 

気付けば家の中に閉じ込められ、出ることは叶いません。

 

家の主人は、彼女たちに二つの扉から一つを選ぶよう迫ります。一方には”BELIEF”、もう一方には”DISBELIEF”の文字…

 

家の主人は後半でも豹変することはありませんが、序盤の優しい感じとは明らかに雰囲気が異なり、表情から狂気的な恐ろしさを感じます。ヒュー・グラントの名演が光ります。

 

彼は何を試そうとしているのでしょうか…

 

最後は、宣教師の一人が巨大迷路のような空間を逃げ惑う映像と、助けを呼ぶ悲痛な叫び声、そして”HERETIC”(異端者)というタイトルで予告の幕が閉じられます。この空間は一体何なのか、どうしても気になってしまいます。

 

読んでいただきありがとうございました。