「プレミアム・ラッシュ」予告 / 自転車で爆走するシーンを詰め込んだアクション予告
映画予告編の魅力について語っていきます。
今回は「プレミアム・ラッシュ」(2012)の予告をご紹介します。前回「50/50 フィフティ・フィフティ」に引き続きジョゼフ・ゴードン=レヴィットが主演の作品です。
プレミアム・ラッシュ (字幕) - 予告編
https://youtu.be/OJlt6D_ukn8?si=sg3_DksBxHiXGUdg
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〇自転車で爆走するシーンを詰め込んだアクション予告
ロードバイクで"超特急便"を届ける仕事をするワイリーが、請け負った荷物をきっかけに謎の男に狙われます。
予告としては短めで、自転車で街を爆走する映像が大部分を占めています。迫力のあるカーチェイスシーンを予告で切り取るアクション映画はたくさんありますが、自転車のアクションシーンは新鮮で観ている人を飽きさせません。
「この20分で3回も殺されそうになったんだ!」という台詞は彼の置かれている状況を端的に表現しています。
最後の台詞がかなり良い役割を果たしていると思います。
「誰でも一度はやられてるさ」
「でも時には やり返す」
追い詰められる描写の多かった主人公が反撃に繰り出すことが示唆されます。言葉で説明してしまうのはやや強引な気もしますが、まあ短い予告なのでこれぐらい割り切っても良いかもしれません。
最後は、低い障害物の下をアクロバットな動きで潜り抜ける大技を見せつけて予告が終わります。
読んでいただきありがとうございました。